運動指導者としての思考#4 「筋肉痛になりました」
みなさんこんにちは
今回は、「筋肉痛になりました」・・・についてです
ん・・・
へんなタイトルですが、いろいろ科学的に考慮して書いてみたいと思います
実際にあった話ですが・・・
トレーニングをバンバン行っていますが、久しぶりにバスケットボールしたら、
翌日筋肉痛になりました・・・
実際にあった話ですが・・・
定期的にプログラムを組んでトレーニングをバンバン行っていますが、
久しぶりにバレーボールをバリバリやったら、翌日筋肉痛になりました・・・
あれ・・・
この人、本当にトレーニングやってんの
って思っちゃいますよね
この話だけを聞いてると、
競技動作を行って筋肉痛になるんだったら
トレーニング意味ないじゃ~ん
って考えてしまいますよね
けど、このままでは絶対に終わりません
ここで思い出して頂きたいのは、
前回、「スポーツ選手にトレーニングは必要なのか」で書いた、
スポーツ選手は、「トレーニングだけやっててもだめですょ」の考えに繋がります
ちなみに今回のケースで例題に挙げたヒトは、
日常的にバレーボールや野球の投球動作を行っていません
時間に余裕があるときにスポーツを行う程度です
しかし、筋力トレーニングは定期的に行っています
ですが・・・
筋力トレーニングを定期的に行ったからといって、スポーツ競技動作をバンバン行うための身体の準備が整うことは非常に難しいです
ここで注意しなければならないことは、
スポーツ競技動作が身体に与えるストレスは
ものすご~く高いってことなんです
だから・・・
スポーツ選手は、トレーニングだけやっててもだめで、競技練習もバンバン行う必要があります
更に、補強的にトレーニングもバランスよく行うことによってスポーツ選手に必要な体力を向上させ、ケガのしにくい身体を作る事が出来ます
そうすると、更に×2
競技の練習が繰り返し出来て、技術を高めることができますね
まとめます
① スポーツ選手は、しっかり練習すること
② スポーツ選手は、しっかりトレーニングを積み重ねること
③ スポーツ選手は、①と②を繰り返し続けることで素晴らしいスポーツ選手へと進化する
④ ①または②だけを行っても、大きな成果は生まれない
今回も難しい話しだったかなぁ~
現在トレーニング効果については科学的に分析され、効果は数多く報告されています
スポーツ選手や、今から再度スポーツを始める方は「トレーニング意味ない」
なんて言わずに、積極的に行ってみてくださいね~
あっ・・・
くれぐれもトレーニング方法には注意ですょ
以上、「筋肉痛になりました」のコーナーでした
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