「我慢・・・」運動指導者としての思考#8
みなさんこんにちは
暑さに負けないでくださいょ
今季から新しい運動選手にコーチをした経験から
今回の記事を少し書いてみたいと思います
ストレングス&コンディショニングコーチとして活動している中で
知識、技術、経験が増えていきます・・・
基本的にはとても良いことなのですが
運動プログラムの作成や、指導を行っていく中で「何を選択するか・・・」
といった新たな悩みが発生します・・
できればあれもこれもやりたい
って思ってしまうのですが、ここはやっぱり
「我慢・・・」になってきます
現実的に全てのコンディショニングプログラムを行うのは無理だと考えられますし
選手のフィジカルレベル、エクササイズレベルなどの様々な要素を考慮して
適切なプログラムを選択しないと効果は出ない可能性が考えられますね
例えばですが・・
何か新しことを指導する前に
新しい運動に必要な基礎筋力、関節可動性、ボディーコーディネーションが無ければ
逆効果になってしまったり、なかなか運動が覚えられなかったりします
以上の事を考慮して運動指導しないと
単なる指導者の「エゴ」になってしまうので注意が必要です・・・
まとめてみますね・・
① 選手をしっかりと観察すること
② トレーニングの原則や科学の情報を頭に入れること
③ 時には状況に応じて、作成したプログラムを急遽変更すること
④ 本当に必要なものに優先順位を付けて選択し、地道にコツコツと行うこと
①~④を気にしながら指導を担当させて頂くと、以前まで出来なかったことが、出来るようになったりと・・・面白く変化を発見できることがあります
こんな光景を目にするのは非常にうれしいですよね
逆に何でもかんでも指導してしまうと、変化が起こらない可能性がありますよね
今回も難しい話しだったかなぁ・・・・
以上、「我慢・・・」のコーナーでした
仙台医健は 東北で唯一 スポーツ・リハビリ・医療を総合的に学べる専門学校です。
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